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鼻のシリコンの透け、解決方法は?日付
2025-08-04クリック回数
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美容コラム

AB美容整形外科です。
鼻の手術後、プロテーゼ(シリコン)の透けに関するご相談に来られる方がたまにあります。
本日はシリコンの透け現象の原因と解決方法についてご説明いたします。
ただし、こちらの内容は一般的なケースについてのものであり、個々の状況によって手術方法は異なる場合があります。
正確な診断のためにはぜひご来院頂き、専門医の診察が必要です。
Q. 鼻の整形をしてからしばらく経ちましたが、だんだんシリコンが透けて見えるようになってきました。透けないようにすることはできますか?

基本的には、鼻筋を少し低くする方法があります。
一般的なシリコンの透け現象の原因としては手術時に過度に高いプロテーゼを使用したり、皮膚の浅い層に挿入したりすることで、鼻筋が高くなり、皮膚に圧力がかかって皮膚が薄くなってしまうことが挙げられます。
鼻を日常的に目にする風船にたとえると、空気を入れる前の風船は表面が厚く色も濃いですよね。
しかし空気を入れれば入れるほど、風船の表面は徐々に薄くなって透明になり中の様子が見えるほどになります。
逆に空気を抜くと、元の色に戻り表面も再び厚みを取り戻します。
このように、プロテーゼを挿入できるスペースには限界があり、過度に大きければ大きいほどシリコンの透けが目立ちやすくなるのです。
最も基本的な解決策としては、圧力がかかっている鼻の皮膚に余裕を持たせるために、全体の鼻筋を従来より約2〜3mm程度低くする方法があります。

自家真皮をプロテーゼの上に重ねる方法があります。
しかし、既に手術した鼻筋の高さを下げたくないという方もいらっしゃいます。
風船にたとえてご説明したように風船の中にもう1つの風船を入れて空気を入れると、空気が入ったときに風船の色はより濃くなり内部も見えにくくなりますよね。
このように、既存のシリコンの上に自家真皮を1層重ねる手術を通して、皮膚自体を厚くする方法があります。
皮膚の内側と直接触れているプロテーゼの上に重ねた真皮によって、鼻の皮膚が直接受ける圧力が減少する原理でシリコンの透け現象を予防することができます。
それでは、すべての方がプロテーゼの高さを調整せずに真皮を重ねる手術が正解だと思われるかもしれませんが、利点ばかりではありません。
鼻の皮膚の内側にもう1つの皮膚を重ねる方法であるため、鼻の皮膚表面のなめらかな感じが少し劣ることがあります。
また、正面から見たときに鼻がやや広がって見える印象を受けることもあります。
自分に合った再手術の方法を見つけることが重要です。
「他の手術と同様に現在の鼻の状態を正確に診断し手術計画を立てることが最も大切な部分です。
人それぞれプロテーゼの透け程度や皮膚の厚さ、余分な皮膚の量が異なるため、適切な鼻の再手術の方法も異なります。
真皮でも鼻の皮膚への圧力を軽減できない場合はプロテーゼを低くするしかないこともありますし、真皮を重ねるだけで解決する方もいらっしゃるでしょう。
そのため、美容外科専門医による正確な診断とカウンセリングを通じて最も効果的で自分に合った再手術を受けることが満足のいく解決方法となります。」
鼻のシリコン透け現象の解決方法についてさらに詳しく知りたい方は、LINE(LINE ID: @abprs_jp) にお問い合わせいただければ、無料オンラインカウンセリングを受けることができます。
CT撮影、対面相談後の診断によって費用が異なる場合があります。
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