タイトル
タイトル:たるんだ顔のリフティング、年齢別にどの種類が効果的なのか?日付
2024-03-19クリック回数
650
美容コラム
AB美容整形外科の整形外科専門医チェ・ジェイク院長です。過去にはアンチエイジング手術であるリフティングは主に40代以上の年齢層で行う手術といった認識が強くありましたが、最近は20~30代の方々もリフティングカウンセリングのお問い合わせが増えています。各年齢別にどのリフティング施術が効果的なのかお話ししたいと思います。
Q.年齢別に効果がある顔のリフティング施術がありますか?
20~30代の方々に効果的な顔のリフティング施術は高周波レーザー、ヒアルロン酸、ボトックスのような施術です。
20~30代にはご自身の顔に一番興味深い時期のため他の年齢代に比べて敏感な方です。個人のケア方法によって影響はありますが、普通深めのシワより小じわが少しずつ生じる時期です。普通、40代とは違って大体皮膚の弾力度が高い方なので手術的な方法より非侵襲的施術のヒアルロン酸、ボトックス、レーザー施術、高周波リフティングなどを通して小じわ改善とフェイスラインケアをオススメします。比較的、安い費用と素早い回復などのメリットがあるため20~30代の方々に最も向いているリフティング施術と言えます。
30~40代の方々に効果的な顔のリフティング施術は20~30代と同じ非侵襲的施術と糸リフティング、ミニリフティングなどの手術的方法をオススメします。
個人別に差はありますが、普通30代以降からは徐々に皮膚の弾力が落ち20代に比べて顔のたるみが目立ち始めます。顔のたるみによってその程度が少ない方は高周波、レーザー、ヒアルロン酸、ボトックスでも管理ができる場合もありますが、このような非侵襲的施術を受けたにも関わらずたるみが改善できない場合は糸リフティングや最小限切開で行うミニリフティングなど手術的方法を通して確実に顔のリフティング効果が得られます。
糸リフティングに使われる糸は色々な種類があって施術方法も各々違います。そのため個人の皮膚の老化度によってそれに合う糸の選択が重要です。ミント糸リフティングはたるんだ頬とシワに効果的で半年以上持続するメリットがあります。エラスティックムの場合は弾力度が良いため自由に伸びたり縮んだりして顔の筋肉の動きによって動くため自然で、モノ糸リフティングの場合、細胞質を生成させる性質で皮膚のタイトニング効果を得られます。
ミニリフティングは以前ご説明した通り、最小限切開で行うため通常の挙上術に比べ傷跡、腫れも少ない方です。また、老化が進むことによって皮膚だけでなく皮下脂肪と筋肉層の間に位置する薄い繊維筋膜層であるSMAS層も重力によってたるんできます。ミニリフティングはこのSMAS層まで確実にリフティングするためほうれい線、口元のシワ、頬のたるみ、バッカルファット、たるんだ顎ラインなどミニリフティングだけでも顔のたるみ改善とシワ改善に効果的な手術です。
40代以上の方々は施術的な方法より普通、顔面挙上術や程度によってミニリフティングなど手術的方法をおすすめします。
徐々に老化の加速度がひどくなる40代以上の方またはケア程度によって顔のたるみやシワの程度など差があるため、年齢に比べ老化が進んでいない場合はミニリフティング手術をおすすめします。しかし、皮膚のたるみやシワなど老化が酷い場合は顔面挙上術を通して確実な改善をおすすめします。
顔面挙上術はこめかみの方のヘアラインの内側から耳の後ろの方まで線に沿って切開を通してたるんだ筋膜(SMAS)層を確実に引っ張り固定し皮膚を引っ張り、残った皮膚を切除し強く二重縫合を行い全般的にたるんだ顔の皮膚をリフティングします。ミニリフティングに比べて切開範囲が広い方であるため多くの方々がカウンセリング時、傷跡と耳の変形などに対して懸念されます。切開はこめかみの方のヘアラインの内側からヘアラインに沿って切開するため外見上、傷跡が目立たず、皮膚だけ切除するだけではなく確実に維持靭帯剥離とSMAS層を固定するため耳の変形と傷跡は心配なさらなくても大丈夫です。こういった手術方法で改善以降にもレーザーやヒアルロン酸、ボトックスを通してこまめにケアをして頂くと綺麗で童顔の顔を維持することができます。
周りで“誰がどんな施術をしたけど10年は若返りした”など他人の施術及び手術効果だけを見てリフティングを悩みカウンセリングにいらっしゃる方が多数いらっしゃいます。どの手術も同じですけど一番重要なのは現在の私の状態を確認することです。鏡を見てただ“20代に比べて顔がたるんできた”“顔のシワが多い”など自己診断だけで“リフティング手術が必要かも”と決めつけず、近い整形外科に行って整形外科専門医との綿密なカウンセリングと検査を通して手術的方法が必要か、それとも施術だけでも改善ができるかご自身に合う手術を計画することが重要です。
リフティングに対して気になる事は相談電話+81-10-2833-1298 またはラインID(@891mnbqc) ご連絡ていただくと詳しくカウンセリング出来ます。
Writer.整形外科専門医チェ・ジェイク院長
CT撮影、対面相談後の診断によって費用が異なる場合があります。
あざや腫れは個人によって引く早さが異なります。