タイトル
豊胸手術後のリップリング現象とは?原因と改善方法を徹底解説日付
2026-10-13クリック回数
26
美容コラム
豊胸手術後のリップリング現象とは?原因と改善方法を徹底解説
こんにちは。AB美容外科のユン・ホンサン院長です。
今回は、豊胸手術後に起こることがある合併症の一つ、「リップリング現象」について解説します。
リップリング現象とはどのような状態なのか、なぜ起こるのか、そして改善するにはどのような方法があるのか、詳しくご紹介します。
Q. 豊胸手術後のリップリング現象とは?
「リップリング(Rippling)」とは、英語で「さざ波」を意味する言葉です。
豊胸手術後に起こるリップリング現象は、挿入したインプラントの表面にできたしわや折れ目が、バストの皮膚表面に波打つように浮き出て見えたり、触れたときに凹凸として感じられたりする状態を指します。
主な特徴として、皮膚の表面に波のようなしわが透けて見えることが挙げられます。
また、バストの内側や外側に触れた際に、インプラントの縁や表面のしわが触知されることもあります。触ったときに、皮膚の下が波打っているような感触がある場合も、リップリング現象の可能性があります。
Q. リップリング現象が起こる原因は?
1. 体型や皮膚・脂肪の厚さ
体脂肪が少なく、バストの皮膚や皮下脂肪が薄い方は、インプラントを覆う組織が少ないため、リップリング現象が起こりやすい傾向があります。
特に痩せ型の方は、バストの脂肪量が少なく、インプラントを覆う組織が薄いことから、インプラントの輪郭や表面のしわが目立ちやすくなる場合があります。
また、皮膚が薄いだけでなく、弾力性も低下している場合には、しわや凹凸が目立ちやすくなることがあります。
加齢や出産・授乳などによって皮膚の厚みや弾力性が変化すると、リップリング現象が目立ちやすくなる場合もあります。
2. インプラントの種類
インプラントの種類によっても、リップリング現象の起こりやすさは異なります。
一般的に、シリコンジェルインプラントは、内部に充填されているシリコンジェルの粘性や凝集性によって形状を保ちやすく、食塩水バッグと比べてリップリングが目立ちにくい傾向があります。
特に重要なのが、ジェルの「凝集性(コヒーシブネス)」です。凝集性とは、ジェルがまとまりを保つ性質のことを指します。この性質が高いインプラントは、ジェルが内部で移動しにくく、しわが生じにくい傾向があります。
また、インプラントの外膜の内部に、ジェルがどの程度充填されているかという点も関係します。これを「充填率」と呼びます。
充填率が低い場合、インプラントにしわや折れ目が生じやすくなり、リップリング現象のリスクが高まることがあります。
そのため、インプラントを選ぶ際には、充填率やジェルの性質なども考慮することが大切です。
※ディンプル現象:バストの表面にくぼみが生じ、特にバスト上部がへこんで見える状態を指します。
3. インプラントの挿入位置とサイズ
インプラントをどの位置に挿入するかも、リップリング現象の発生に関係します。
乳腺下や筋膜下にインプラントを挿入すると、インプラントを覆う組織が比較的薄くなり、皮膚との距離が近くなります。そのため、皮膚が薄い方や皮下脂肪が少ない方では、インプラントの輪郭や表面のしわが皮膚に浮き出て見えやすくなる場合があります。
特に痩せ型の方や皮膚が薄い方では、こうしたリスクを考慮して挿入位置を慎重に検討する必要があります。
大胸筋の下にインプラントを挿入すると、筋肉がインプラントを覆うため、皮膚とインプラントの間にクッションとなる組織が増えます。これにより、インプラントのしわや凹凸が皮膚表面に現れにくくなる場合があります。
ただし、適切な挿入位置は、体型や皮膚・皮下脂肪の厚さ、希望する仕上がりなどによって異なります。
また、インプラントのサイズも重要な要素です。ご自身の胸郭やバストの大きさに対して過度に大きなインプラントを挿入すると、インプラントに折れ目が生じたり、皮膚が引き伸ばされて薄くなったりすることで、リップリングが目立ちやすくなる場合があります。
そのため、インプラントのサイズは、見た目の希望だけでなく、ご自身の体型や組織の状態に合わせて選ぶことが大切です。
Q. 豊胸手術後にリップリングが起きた場合、改善方法は?
すでにリップリング現象が生じている場合でも、状態に応じて改善を目指す方法があります。
一つ目は、ご自身の脂肪を利用する方法です。太ももや腹部などから採取した脂肪を、リップリングが目立つ部分の皮下に注入し、インプラントを覆う組織に厚みを持たせることで、しわや凹凸を目立ちにくくします。ただし、注入した脂肪がどの程度定着するか、またどの程度吸収されるかには個人差があります。そのため、一度の施術だけでは十分な改善が得られず、追加の脂肪注入が必要になる場合もあります。
二つ目は、現在のインプラントを取り出し、別のインプラントに入れ替える方法です。例えば、より高い充填率や適切な凝集性を持つシリコンジェルインプラントに変更することで、リップリングの改善を目指せる場合があります。また、現在のインプラントのサイズが体型に合っていないことが原因と考えられる場合には、より適切なサイズに変更し、皮膚や周囲の組織とのバランスを整える方法も検討できます。ただし、インプラントを入れ替えれば必ず改善するわけではなく、原因や組織の状態を確認したうえで、適切な方法を選択することが重要です。
三つ目は、インプラントの挿入位置を変更する方法です。例えば、筋肉の上にインプラントを挿入していて、表面のしわや凹凸が目立っている場合には、筋肉の下など、より多くの組織でインプラントを覆える位置に変更することで、改善が期待できる場合があります。ただし、挿入位置の変更には、それぞれメリットとデメリットがあります。すべての方に適しているわけではないため、現在のインプラントの位置や組織の状態を踏まえた判断が必要です。
今回は、豊胸手術後に起こることがあるリップリング現象について解説しました。リップリング現象は、インプラントのしわや折れ目が皮膚表面に浮き出て見えたり、触れたときに凹凸として感じられたりする状態です。体型や皮膚・皮下脂肪の厚さ、インプラントの種類やサイズ、挿入位置など、さまざまな要因が関係しています。
すでにリップリングが生じている場合でも、脂肪注入やインプラントの入れ替え、挿入位置の変更など、状態に応じた改善方法を検討できます。
AB美容外科では、豊胸手術に20年の経験を持つ医師が、これまで培ってきた知識と技術をもとに、十分なカウンセリングを行いながら、一人ひとりの状態やご希望に合わせた治療をご提案しています。
豊胸手術後のリップリング現象でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
リップリング現象について詳しく知りたい方は、LINE : @abprs_jpまでお問い合わせください。
|
|
CT撮影や対面相談後の診断により、適切な手術方法が異なる場合があります。
あざや腫れは個人によって引く早さが異なります。




